NA6006が来てからというもの、ネットオーディオの再生が楽しくてしょうがない。ジャズやボサノヴァが中心だが、ライブハウスをそのまま部屋に持ち込んだ気分で、いろいろな配信元からの再生を切り替えては一人でニヤニヤしている。このジャンルの再生も、極めようとするとなかなか広くて深い沼が拡がっているようだが、なにせ曲や演奏家とか音源の背景、生演奏の雰囲気に対する知識が皆無なので、かえって細かいことを気にせず音楽に浸ってのんびり聴けているような気がする。今のところamazon musicは試していないので、聴いているのはAACかMP3のストリーミングになるわけだが、局や音源によっては、時折かなりの臨場感で再生されることがあって驚かされる。これがハイレゾになったらどこまで音が良くなるのだろうか。ひるがえってUSBメモリーからの再生の方はやはり芳しくない。DACの違いだけでは説明できないことがわかったので、その後いろいろ調べてみると、USBメモリーを替えると音も変わるらしい、という。本当かな、とは思うが、まあ低コストで実験できることなのでやってみることにした。以前試用したのは、ソニーの型番もわからない古いものだが、今回電気屋で安売りしていたKIOXIAのものを買ってきたのでそれと比較してみる。音源は前回使用したのと同じで、テスト用にいつも聞いているCDをWAVで取り込んだもの。あ、やっぱ違うね。今回買ったメモリーの方が解像度は明らかに上。ただ、元のCDと比較すると、やはり比べ物にならないほど定位や音場感が劣る。なにかフィルターがかかっているような。ただ、違いがあるらしいことはわかったので、もう少し他の製品も試してみようかな。

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